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とれいるな、お話  その1
この写真は、AKIRAが小6の時に乗っていたトレイル専用バイクの「マングース」。
クロモリ製フレームで、T0P長19.5インチの 完成車だったが、結局、最終的にフレームだけ使った...。
極太のフレームで、ハイテン鋼のFフオーク、ジャイロ、14mmアクスルシャフト、前後1.75のホイール、アメリカンBBで、クロモリ3ピースクランク装着していて、へたすると、大人のダートバイクより確実にクソ重かった。って、余裕こいて横向いてんじゃないよ...。                                
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12月に入り寒さも厳しくなってきました今日この頃、I LOVE BMXな皆さん、風邪などひいてませんでしょうか。

さて、今日は、寒さに負けず、BMXレースとトレイルライドにがんばっているお子様用のトレイル専用バイクについて、私の考えを述べたいと思います。
小学校高学年〜中学生ともなると、トレイルにおけるダートジャンプ行為も激しさを増し、より、大きなジャンプに挑戦した結果、はからずも、飛びが足らずゲッシたり、前から刺さったりする事も有るでしょう。
そんな行為もケガさえしなけりゃOKです。最初から、うまくいくはずもないですから。
コブは崩したら直せばいいのです。しかし、レース用の高価なホイールや、アルミやカーボンのフロントフォークを曲げ、あるいは、折ってしまったり、さらに運の悪いことにフレームにクラックが入った日には、スポンサーであられる、お父さん、お母さんの顔色が、みるみるうちに変わってしまうことでしょう。
そこで、トレイルには、専用のトレイルバイク、レースには、それ専用のレーサーバイクが、あれば、スポンサー様の顔色を気にせず、お子様は思いっきり楽しむことが出来るのじゃないでしょうか。
私が、トレイル用にお勧めするのは、クロモリ製のフレームです。サイズは、大きくともTOPチューブ長20インチ位のPROサイズフレームで、出来るだけ軽い物が良いと思います。これはお子様の体格にもよりますが、身長が一番伸びる頃なので、やや大きめのサイズの方が長い期間乗れるという事と、クロモリ製フレームの方がアルミ製フレームより、丈夫で、しなやかな性格の素材のため振動吸収性に優れているという事です。これは、お子様の身体に優しいということばかりではなく、衝撃をある程度フレーム自体が、吸収してくれるため、ホイールも歪みにくくなるはずです。
あと、PROサイズですと大人向けの設計ですから、エキスパートサイズのフレームより、衝撃安全マージンを大きく取っているので、丈夫で長持ちします。
フレーム以外のパーツは、好みに応じていろんな選択肢がありますが、ひとことで言えば、軽さはもちろん大事ですが、強度の高い物を選ぶという事です。
例えば、現在レースで、使用しているホイールセットのリムが、1/8サイズなら、3/8にサイズUPするとか...。また、お子様が、小6〜中学生なら、大人用の1.75のホイールセットでも構いません。
1.75のタイヤですと、3/8に比べ、タイヤ内の空気容量が増える為、衝撃吸収性と耐パンク性に優れ、リムも歪みにくくなります。それに、PROサイズのフレームは、1.75サイズのホイールセット装着を前提としているため、ブレーキアームの前後位置は、ピッタリと合います。これが、1/8や3/8ホイールセットだとブレーキアームにアダプターを付けたり(ブレーキの効きが必ず悪くなる。)
もしくは、USA ポール社のブレーキアームを購入しなければなりません。
(これがまた、ブレーキとは思えない位、値段が高い。)
ギヤ比は、レース用と同じか、ローギヤードにした方が、トレイルは、楽しめるはずです。レースコースのジャンプより助走距離が短い所が殆どですから。

  さあ、お子様ジャンパー達よ!!、
「トレイル専用バイクが、あれば、あの、でかいジャンプに挑戦して...、レースでも、今まで以上にがんばれるのにな〜」なんて、親に聞こえるように、独り言をささやいてみなさい...。 
  親に、ぶん殴られても、私しゃ知らんけど...。


下の写真のトレイルバイクは、AKIRAが、小6の3学期から、現在まで使用している、
USAスタンダード社の「125R」。
上の写真の「マングース」は、あまりにも、激重だったので、かわいそうに想い、軽量な(1.98Kg)フレームにした。パーツは、ほとんど「マングース」から移植。もっとも、本人は、「マングース」の重さは、気にならなかったというが...。
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AKIRAのトレイルバイクの主なスペックを参考までに記します。
フレーム  :スタンダード125R クロモリ(ツルーテンパー社製超軽量パイプ使用)
       サイズ  TOP長20インチ ヘッドアングル74.5度 重量1.98Kg
Fフオーク      :オデッセイ、レースフオーク(クロモリ)
ハンドルバー     : フィットバイクバー(クロモリ)
ステム        :スタンダード
ブレーキレバー&アーム: ケンクリーク ダイレクトカーブ、ブレーキ
ヘッドセット     : キング
BB           :プロファイルレーシング、ユウロコンバージョン
クランクアーム    :プロファイルレーシング、クロモリ3ピース170mm
チエーンリング    :プロファイルレーシング、ファイヤーボウル44t
ペダル        :ウェルゴ、マグネシュウム
Fリム        :サンリングル、BFR、1.75
Fスポーク      :黒アルマイト仕上げ14番
Fハブ        :オデッセイ、レースファクター36ホール
Fタイヤ       :プリモ、ダートモンスター1.75
Rリム        :アラヤ、スーパー7X 1.75(メッキ)
Rスポーク      :黒アルマイト仕上げ13番
Rハブ        :スズエ、36ホール
Rフリー       :ACS、16t
Rタイヤ       :ACS、RLエッジ1.75

なぜ?、スタンダード125Rを選んだのかは、また、次の機会にお話します。
by akabanevisionfilm | 2004-12-03 13:21 | トレイル&パーク | Trackback
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