
9月24日に行われた2005UCI環太平洋BMX選手権日本大会2日目(DAY2)は関東地方に接近中の台風の影響で、朝から大雨と強風がレース会場のひたち海浜公園BMXコースを荒らしてしまいました。

9月24日朝7時にコースに到着しテントを設置。時折激しく降る雨のなかレースを開催すれば、コース状態がグチャグチャになるのは明白です。選手の誰ものテンションは下がってしまいました。
大会主催者が8時に大会を開催するか中止にするか判断するという事でした。参加者の誰もが開催中止もやむなしと思っていたはずですが主催者の判断は開催決行でした。

天候状態とコースコンデションを考慮し参加を棄権したライダーも数人いたのも、やむえません。写真の前日DAY1エリートクラスで、2位入賞のジェイソンリチャードソンもその一人です。主催者はレース開催を決断しましたが、それに従うか、棄権するかは、ライダー自身もしくは保護者の自由意志です。

強風で横殴りの雨のなか、一人2周の制限付きで公式練習が行われました。前走者グループの全員がゴールするまで次のグループのスタートを行わないという事でしたが土砂降りの雨のなかスタートゲートで待機しているライダー達がかわいそうでした。そんな”役所仕事”みたいな規則よりも状況に応じて臨機応変な対応ができないものでしょうか...。予選時には、レース進行を早めるために前クラスがゴールする前に次のクラスをスタートさせてたくせに...。

コースを一週するとタイヤはこの通り”巨大化”しました...。ホイールとフレームやブレーキアーチとのクリアランスの狭い子供用BMXレーサーなどは、大人が手でホイールを廻そうとしても廻らない位でした。

”洗車場”は常に超満員で、だいたい20分待ちです。

スタートヒル手前のライダーのウェイテイングエリア。前日のDAY1の時に防水シートの屋根が日陰を作っていて、なかなか粋なはからいだと思ったのですが...

今日は時折、大雨が降ったりするのに、なぜか防水シートがたたんであります。風で防水シートが飛ばされるのを恐れたのでしょうか?...あんなシートは数千円で買えますよ!。参加ライダーをなめるのにも程があります...。

14〜16才クラスのジョイ、ブラッドフォードはスタートヒルで、タイヤの空気圧を調整してました。キッズレーサー達の親は子供のために軽めのギヤにセッテイング変更した人も多いと思います。

まだ脚力の小さい子供のクラスは、悲惨な地獄絵図です。緑山ローカルの子達はドロドロのレースに慣れているのですが、こことはコースの長さがまるで違います。それでなくとも長いコースが今日は、キッズレーサー達の体力を容赦無く奪い取ります。

泣きながら泥の塊(かたまり)になったBMXを押すキッズレーサーの悲痛の声に私の胸は張り裂けそうでした...。ひどいコンデションの中、ライダーのサポートをされているオフシャルの方々も本当にご苦労様です。

カーボンフレーム、軽量ホイールが自慢のBMXに乗る高山ひかる君も、ブレーキアーチとタイヤの間に泥が詰まりホイールが廻らなくなってます。それでも一生懸命歯をくいしばって漕いでゴールをめざします。だいたい、BMXはこいうコンデションで乗るように設計されてませんから...。

エリートクラスのボブ(ロバート、デウイルデイ)や有志の人達が無駄だろうと分かっていながらコース整備を始めました。本来なら、プロフエッショナルライダーとしてライデイングに集中するべきなのですが、とても静観できなかったのでしょう。

少しでも良いコンデションで子供達を走らせたいと汗を流すボブ。その横を必死にもがきながら漕ぐキッズレーサー達...。
言い古された言葉ですが自然の力の前では人間は無力です...。
泥んこだったDAY2。しかしネガテイブな部分だけでは、有りません。大変な状況の中、完走したキッズライダー達のすがすがしい顔を見て救われた気分になりました。ただ、DAY2だけを見た一般の人が、あれがBMXレースなんだと誤解されない事を祈るばかりです。
そして、怪我人もなく無事2日間の大会を終えた大会関係者の皆様ご苦労様でした。そしてありがとうございました。
この下の自転車系人気blogランキングへをクリックすると他の自転車関連の楽しいブログサイトを閲覧することができます。また、当ブログの人気ランキングが”爆発的”に上昇し、一般世間にBMXの存在をアピールする事が出来るかも知れませんが、あなたのPCも約3秒後に”爆発”しますのでクリックしない方が安全かもしれません...。
自転車系人気blogランキングへ