BMXでレースコースを走るうえで基本中の基本である、ロールを連続写真で検証してみました...
川口ゴリラ公園のWジャンプセクションは、ロールを練習するには、ちょうど良い大きさです。AKIRAも小学生の頃、ここでロールを覚えました。
Wジャンプを”プリマニュアル”(Wの手前で、予めマニュアルする)で、進入します。なぜ、プリマニュアルなのかというと、後輪にしっかりと加重をかけコブを越えた時に飛ばされる(後輪が浮いてしまう)のを防ぐためと、プリマニュアルが出来た方がカッコ良いからです。
リップ(コブの頂点)の手前で膝を縮めます。ライダーのお尻の位置に注目して下さい。後輪車軸より後方に位置してますね。これにより後輪にしっかりと加重し、コブを越える時の”飛ばされ”を防いでます。
バックサイドで縮めていた膝を伸ばしてペダルを押し、BIKEを加速させます。このペダルを押すタイミングがロールの肝です。ロールが上手く出来ない人は、このタイミングにばらつきが有るのです。押すタイミングが遅くて、Wジャンプの谷間で押してもBIKEは加速しません。
前輪の高さに注目して、もう一度、上から順に写真を観てください。Wジャンプの進入から出口まで、前輪の高さは一定ですね。(いや、別に意味はありませんけど...)
次は、より実戦的な速いロールです。
ここからが、最初の連続写真と違ってきます。
ハンドルをやや引きつけて、
*ホップして後輪を浮かし始めています。視線はしっかりと2個目のコブのバックサイドを狙います。
ホップしつつ、2個目のコブのバックサイドにフロントタイヤを押し込みます。
BIKEをホップさせ、その落差を利用することでバックサイドでより加速を得る事が出来ます。
*注)ホップ:ビールは、ホップが命じゃなくて...”跳ねる”という意味バニーホップ(ウサギ跳びとか...)
次は、リズムセクションでの2ロールです。上の”1ロール”が完璧に出来ていれば、何も難しくありません基本は一緒です。
2ロール目が成功するかどうかは、ここの部分が肝ですね。的確なタイミングで、バックサイドのペダルプッシュが出来ていればうまくいくはずです。ライダーの姿勢に注目です。
正確なタイミングでバックサイドでのペダルプッシュが出来ていれば、落ちようとしているフロントタイヤが浮き上がり、2個目のコブにヒットする事は無いはずです。
ここでも、前輪の高さは、だいたい一緒ですね。(だから、何んだよ!)でも後輪はコブを越える度に上下しています。つまり、BMXは、”身体がサスペンション”なのです。(今ごろ、気づいたのか...)だから、身体の柔らかな子供や若者の方が親父ライダーより上手くなるのは当たり前なのです。
親父ライダー達よ、”ロールの使い手”になるのはあきらめましょう。さもなくば、腰痛があなた達を襲うでしょう...。
注意:ロールに限らずBMXの練習走行は、ヘルメット及びプロテクター類の安全装備を装着して下さるようお願いします。なお、ロールに失敗して怪我したり、廃人になっても当ブログサイトは、一切、責任を負いません自己責任で、お願いいたします。
初心者及び、ちびっ子ライダーのみなさん、ロールの練習を始める前にマニュアル(体重移動のみで、前輪を上げる事)を自分の思った所で、すぐ出来るように練習しておいて下さい。マニュアルは、なにも、「
通りすがりの外人さん二人」のように長い距離をやる必要は有りません。ロールの場合、一瞬でも出来れば十分です。練習方法としては、町乗りで、歩道などの段差をマニュアルで前輪を浮かして渡る練習などが最適だと思いますす。その他、ロールに関しての詳しい説明は、AKIRAに直接聞いて下さい。きっと、めんどくさそうに教えてくれます。
実技及び監修: すーぱーすりむAKIRA
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