２００６大阪遠征日記 「女刑事”KiyoMAX”旅情編」

ＪＢＭＸＦジャパンシリーズも最終戦大阪大会で２００６年度の日程を全て終了しました。大阪遠征の３日間楽しくもあり、またタフなものでした...



























１０月の緑山定期戦終了後、レース取材の後片づけをしている私の所へ”KiyoMAX並木”さんが来て言いました。
「来月の大阪遠征の時UBUさんの車の後に着いていっていい？。」
私は、”KiyoMAX並木”さんは、大阪大泉緑地までの道順がよく分からないのだろうと思い「別にいいっすよ。」と答えた。”KiyoＭAX並木”さんの家は、うちから車で１０分位と近いので、うちの駐車場で待ち合わせして”KiyoMAX車”がうちの車に追走して大阪を目指す事になった。

「大阪大泉緑地への道のりは初めてだとわかりにくいかもね...」（UBU)
「あ、いや、だいたいの道順は分かるんだけど...東名高速って、どこから乗るの？？？」（KiyoMAX)

「へっ？？？？？」（UBU)



























　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「道順って、そこからかよぉ〜！！」（UBU)












　　　　　　　　東名はどこから乗るのか?なんて”殺し文句"を聞いておいて放っておける訳がないじゃん！！
　　　　　　　　　　　　　　　　　”KiyoMAX”は、鎖で縛り付けてでも、オレが大阪まで引っ張ってやるさ！！...（UBU)
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　





”KiyoMAX”並木さんは、ごぞんじブイブイ娘の並木ジュリちゃんのお母さんでありマス。このジュリちゃんは、いつも明るい笑顔を絶やさないBMX女子レーサー界好感度NO1で、おませで、かわいい小学６年生です。たまに当ブログにレポーターと称してハッキングしてきたりしますね...。










　　　　　　　　　　　　　　　　　　　で、こいつも息子だったりします。並木タクミ君中３。うるさいです。
"KiyoMAX"並木さんがレース会場で、娘や息子の応援する姿は他のご父兄と変わらないのですが、実は裏の顔を持つ女性なのです...


















”KiyoMAX並木”　職業：女刑事。ホシ（犯人）を追い詰めて、思うさまチャカ（拳銃）をはじく時に見せる恍惚とした表情に、”ドM”の男性ならたまらない魅力を感じるはずです...。
ただ、仕事熱心な彼女はつい、”殺り（ヤリ）すぎて”しまうのが玉にキズですが...。誰が呼んだかKiyoMAXのあだ名は、一説によると”KILL MAX”(全開で殺す）がなまったものではないかと言われています...。”KiyoMAX”並木さんは先日も”ヤ○ザ”の抗争に巻き込まれた際に腹部を刺され病院から退院したばかりです。怪我あけで大阪まで自分で運転していくなんてアンタかっこいいよ！！（あ、私、”ドM”じゃありませんから...)

１１月２日の午後１１時ごろ、我が家の駐車場を大阪に向け出発。なぜか、AKIRAが”KiyoMAＸ車”に拉致られ、うちの車に”人質”としてジュリちゃんが同乗。
「ちっ！、オレが嫌気をさして途中で逃げるのを防ごうってわけか。さすが刑事さんだ場慣れしてるぜ...」(UBU)
この”かわいい人質”とは、BMXの事、日本の未来と北の国の驚異とか経済界の事などを語り合いながら楽しくドライブ出来た。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　でも午前１時頃、夜食のカッパエビせん食べたら寝やがった。寂しいじゃねえか...。





今回の大阪遠征で大活躍したのがこの特定小電力トランシーバーSANYO TA-PC M2です。
携帯と違って通話料はいらないし、よっぽど両車が離れなければ”圏外”にならないので、非常に便利でした。
「あ〜聞こえますかどうぞ。次のサービスエリアに入りマス。」(UBU)
「了解！」（"KiyoMAX")
途中何回か休憩しながら午前３時頃、東名阪の御在所SAに到着。ここで朝８時まで仮眠する事に。”KiyoMAX”さん手作りの夜食をいただいた。美味しかったけど食べてる途中睡魔に襲われた。ここで残して逆鱗にふれチャカをはじかれても困るのでなんとか完食...。







１１月３日金曜日午前１０時頃、大泉緑地BMXコースに到着。練習走行が午後４時に終了しコースクローズドのため私とAKIRAは宿泊先の臨海ホテル北店に向かう。




早めに風呂に入り、午後６時半ごろ食堂で夕飯。岡山の藤原様、高橋様らと宴会になる。先日のUCI笠岡国際大会の苦労話や、BMXの熱い語らいは続いた...。









１１月４日はRacer of Raceが行われ、２００人以上の参加者で賑わった。榊原カイ君(左、関東）は１２月にオーストラリアに引っ越してしまうので、とても寂しい。でも、必ずどこかでまた会える日が来るだろう。今後の活躍を期待しているよ！！。





Racer of Raceの”メインレース”であるPITBIKEレースも無事終了し、表彰式で我々Project16委員会がこの日のため用意した2006PITBIKEシリーズ戦チャンピョンのトロフイーを三浦進選手に渡すことが出来た。そして、その後、新婚さんのライダー夫妻にケーキの粋な計らい...。このアットホームな雰囲気がすてきだった...。






１１月５日JBMXFジャパンシリーズ最終戦。多くのライダー達が熱い戦いを繰り広げた。でも不幸にも骨折ウィルスに感染した人もいた事を忘れてはなるまい...。



遠征の楽しみは各地に友達が出来る事。左から”人質”のジュリちゃん、上越のなっちゃん、東海のかずねちゃん。
彼女達を撮っていたら、背後からから声が、「あのう、すいません僕らも撮ってくれませんかのう...」てっ、振り返ると.....
















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　怪しいメガネ愛好家の人たちだった...。










ジャパンシリーズ終了後、東京に向け出発。途中名神高速大津SAで琵琶湖を眺めるがすでに暗闇。当然、"KiyoMAX車"を東京まで引率。また、ジュリちゃんが人質として私の車に同乗。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　多賀SAで夕飯を摂る。なぜか全員カレー。これはAKIRAのカツカレー。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私はコロッケカレー。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ジュリちゃんは、カレーうどん。




　でっ、コイツは...顔がうるせえよ！！。隣で、”KiyoMAX”さんが頼んだチーズカレーがまだ来ないので、いらついている。
　　　　　　　　　　　　　あぁ、ヤベっ！チャカに手をかけてるよ...。




オイAKIRA!　、ビーチパラソルにいいなぁって、持って行くじゃねぇよ！！。後ろでお姉さん達がびっくりしてるよ。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　こいつらをなんとか無事に東京まで送り届けなきゃ...






車中の会話
「ジャパンシリーズも終わっちゃったね〜」（UBU)
「うん、終わっちゃいましたね〜」（ジュリ）
「飯も食ったし、さぁ、とっとと、帰るよ」（UBU)
「帰るのやだなぁ...」（ジュリ）
「なんでだよ！！（怒）」（UBU)
「だって、遠征は楽しいけどぉ〜、みんなとの別れがつらいんだもの...」
「まぁ、そうだよなぁ...」(UBU)
「....　　Zzzz　　...」(ジュリ）
「チッ、エサ食ったらすぐ寝やがった...寂しいじゃねぇかぁ...」（UBU)

ピーッと、トランシーバーが”KiyoMAX”車からの無線をキャッチ。
「雨降って来ちゃいましたね〜」（”KiyoMAX”)
「あぁ、ごめん、今おしっこ我慢できなくて窓からした...」（UBU)
「カレー臭さぁ！！」（KiyoMAX)



途中いつもの自分のペースじゃないせいか、眠気が襲って来たのでPAで小休止を繰り返した。トランシーバーの電波状態が悪くなり、あらかじめ入る事を決めていたPA手前で”KiyoMax”並木さんとの連絡を取れなかった時には本当に焦った。
　　　　　　　　　先にPAで待つ私とジュリ。トラック軍団に挟まれて遅れて来た”KiyoMAX車”を見た時はホッとした...。

　　　　　深夜の東名高速トラック軍団の傍若無人な暴走をくぐり抜けどうにか無事に午前２時頃帰宅。




かなりの”スローペース”のおかげで区間瞬間燃費は軽自動車並みの最高１８Ｋm/Lを記録。燃費ゲージが１５Ｋm/Lまでしか表示が無いのが残念だが、軒並み１０Ｋｍ/L以上は走っている事になる。とりあえず地球に優しい運転が出来た...。







　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そして...















　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　おいちゃん、オレは燃え尽きたぜ...





　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大阪遠征日記　　　　　　　完













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